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なぜ、マスクすら自給自足できない国になっていたのか 2020年6月8日 トヨタの決算発表で、営業利益が 5000 億円の黒字確保予想である事にフォーカスを当てて今まで、記事を書いておりましたが。もっと焦点を当てるべきメッセージがある事にあらためて気づきましたので、この場を借りて。今回、プレジデントの企画をいただいたおかげで日本がなぜデフレスパイラルに陥ったのか。なぜ、マスクすら自給自足できない国になっていたのかをあらためて考え直す機会をいただきました。そこで、豊田章男社長の決算説明会での言葉を今一度、見直しました。『国内生産 300 万台体制にこだわり、日本にモノづくりを残してきた』この言葉の重みについて考えさせられています。◆トヨタのマスク製造の本当の意味トヨタのマスク製造の意味の背景には、国内に技術と人材を残しておく重要性を伝えています。国内生産300万台体制について触れ、改めてそれを死守し続けることの重要性を強調しています。今回のコロナ危機に際し、必要な時に、必要なモノが手に入らないという事態に直面し、マスクのほとんどを国内で調達できなくなっていたのです。マスク製造を通じて、豊田社長はトヨタが、今まで国内生産 300 万台体制にこだわり、日続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』 続きは馬渕磨理子オフィシャルブログ Powered by Amebaで |